【2022東京都社会人リーグ1部 上位リーグ第2戦】

得点者(アローレ八王子)
後半8分 背番号10 宮川 瑞希
SHIBUYA CITY FCとの激闘を制して1週間。先週の勢いのままホーム戸吹スポーツ公園にて行われたFC N.との上位リーグ第2戦。
アローレは、前節と同じスターティングメンバーでこの試合を迎える。
【前半】
<序盤、ボールを握ることができず失点>
試合開始直後から、前節とは変わってなかなかボールを握ることができないアローレ。
お互い落ち着かない展開の中、自陣右サイド深い位置で相手にフリーキックを与えてしまう。
一度は逆サイドに流れたものの、再び右サイドから放り込まれたボールをクリアしきれず、相手に押し込まれ、早い時間での先制を許してしまう。
前半15分。18番 林 慶之と22番 久保 潤竜のコンビネーションで左サイドを崩すと、中央で待っていた14番 尾下 翼がヘディングシュート。クロスバーに直撃し、ゴールラインを割ったと思われたものの、判定はゴールとはならず。
<目立ったチャンスを作り出すことができず、前半を0-1で折り返す>
先制を許し、早い時間で追いつきたいアローレ。しかし、ファースト、セカンドボールを拾うことができず攻撃に持っていくことができない。
そんな中、集中を切らさず粘りを見せてくれたのは1番 永見 彰吾。
相手のコーナーキックに対し、果敢な飛び出しでボールを掻き出す。終盤にも、コーナーキックを相手選手にフリーでヘディングで合わせられるもナイスポジショニングでピンチを凌ぐ。
思うようにいかなかった前半。相手にリードを許したまま0-1で折り返す。
【後半】
<気持ちを入れ直し、早い時間で追いつく>
早い時間で追いつきたいアローレは、後半開始早々から、前線からプレスをかけ攻撃を仕掛ける。
プレスから得た右サイドからのコーナーキックのチャンス。ボールは逆サイドでフリーになっていた2番 近藤 大洲の元へ。SHIBUYA CITY FCとの試合でも、同じようなシーンが見受けられたがこの試合でもゴールに結びつけることはできない。
迎えた後半8分、縦パスを受けた18番 林 慶之がエリア内で倒されPKを獲得する。キッカーはもちろん10番 宮川 瑞希。前節とは逆の右サイドネットに突き刺し同点とする。
逆転を狙うアローレだったがチャンスを作り出すものの、決定機とまではいかず。
<終盤迫力のある攻撃を見せるももう1点が遠く、ドロー>
ゲーム終盤、1番 永見 彰吾のスーパーセーブがアローレに勢いをもたらす。
相手のカウンターアタックに対し、ファールで止めることしかできず、自陣深い位置で与えてしまったフリーキック。混戦の中押し込まれたボールに体を投げ出してスーパーセーブを見せると、そのこぼれ球に対しても、脅威的な瞬発力でゴールを死守し、チームを救う。
キーパーに魅せられてそのまま終わるわけにはいかない攻撃陣が最後の攻撃を仕掛ける。
右サイドを崩すと優しく中央へボールが供給される。しかし、うまく合わせることはできず試合は終了。
<寸評>
前節と比べ、試合開始後うまくリズムを掴むことができなかった印象。もったいない形で先制を許してしまった後も、ボールを握ることができず苦しい展開に。後半開始してすぐに同点に追いつくことができたのは良かったが、その後は決定的なチャンスを作り出すことができなかった。関東大会出場に向けて手痛いドローとなったが、まだ諦めてはいけない。残り2試合、また気を引き締めなおして試合に臨んでいただきたい。
次節、2022年10月16日(日)10:00より早稲田大学東伏見グラウンドにて早稲田大学ア式蹴球部FCとの対戦です。
今節もたくさんのご来場、チームへの応援をありがとうございました!